どうも、今日12年ぶりにテニスの試合(地方大会一般の部)にでてボロ負けした、
まっさんです!!
今回は僕が派遣社員で3ヶ月間、トヨタ自動車九州宮田工場で実際にやってたことをお伝えします!
もくじ
配属部門
宮田工場の車体部(ボデー)
トヨタ自動車九州は”LEXUS”自動車の製造をしている会社で、工場が3ヶ所あります。
・宮田工場→車両生産
・苅田工場→エンジンの生産
・小倉工場→ハイブリッド部品の生産
僕は宮田工場の車体部(ボデー)に所属し、その中で、車体のアンダーボデー(座席の下、床の部分)を製造するグループにいました。
車種は"レクサスRX"
自動車の中でも僕が一番好きなレクサスRXを作っていました!!
当時、トヨタ自動車九州で製造していた車で一番高級な車種で、
新車価格で500万円〜800万円くらいの車です!
これを作ってると思うとテンション上がりましたね笑
作業内容
溶接ロボットのオペレーター
僕がやってたのは、溶接ロボットのオペレーターです。
実際にやってたことは
・ワーク(部材)を治具にセットする。
・可動スイッチを押す。
おおまかに言うとこれだけです!
この工程で、機械6種類を1人で順番にまわしてました。
※治具とは部品を固定したり、作業のガイドになるもの。
細かく言うと、北米、北欧、2WD、4WD、右ハンドル、左ハンドルなど、車の仕様が変わってくるので、それに合わせてワーク(部材)をセットしていきます。
ちなみに、トヨタ自動車九州の教えで”後工程はお客様”というのがあります。
自分の工程後に流す相手は”お客様である”と意識することで、ワーク(部材)に不備が無いかを見つけるための考え方です。これは現場で作業するときに大切になってきます!
作業中の防具
作業する場所では、派遣会社の作業服を着用し、
・デニム生地のエプロンを被る。
・腕カバーをつける。
・作業用の手袋を2重につける。
・防具メガネをつける。
・耳栓をつける。
・工場用のヘルメットを被る。
このように防具をつけて作業します。
※動きっぱなしで作業をしていると、かなり汗をかきます。
ちなみに僕は作業中メガネをかけてましたが、メガネの上からもかけれる防具メガネを準備してもらえました。作業中は溶接の火花が飛んできたり、ワークに体が当たって、怪我をする可能性があるので、自分の身を守るためにしっかり防具を着用しましょう。
作業中の危険なこと
夏場の工場内は基本的にエアコンが効いているので涼しいです。
ですが、冬場だと暖房がついてるわけでは無いのでけっこう寒いです。(特に早朝、深夜)
寒いと手先が動かず、作業に影響がでるので、僕は出勤してすぐにパラフィン浴をやってました。
※パラフィン浴は、液体状の”ろう”に手を入れて、手先を温めて血行を良くするもの。
それから、作業中は大きいもので5kgくらいのワーク(部材)を持ち上げることがありますが、正しいワーク(部材)の持ち方、作業手順を守らないと怪我をしたり、作業が遅れてしまうので、自己流のやり方は危険です。
ぶっちゃけた話し
単純作業だけど、めちゃくちゃキツい
配属されてからすぐは社員の方が丁寧に教えてくれますし、
作業自体は知識とか経験が無くても、基本的にできます。
しかし、一つ一つ作業を覚えていくごとに、担当する作業が増えていき、僕の場合1人で6台の機械の作業を担当していました。
作業中は休む暇も無く、ずっと立ちっぱなしで体を動かしています。
体力には自信があった僕でも、めちゃくちゃキツかったです。
そのおかげで、3ヶ月で体重が78kgから71kgに痩せましたが笑
安全第一と言いつつもスピードは求められる
工場の作業といえばよく”安全第一”と言われ、工場の中でもそういう掲示がしてある所が多いです。
しかしお仕事なので、商品をお客様にいつまでに届けなければならない期限があります。
タクトタイムというものがあり、”何秒でこの製品を造らなければならない。”という目安があります。
配属されたばかりの頃は、作業手順を覚えること、作業自体に慣れることを上司から言われますが、段々とスピードを求められるようになってきます。
安全第一とはいえ、実際遅れたりすると、注意されたり催促されることはあります。
実は右腕を痛めた
タクトタイムがあるので、スピードを上げようと、先輩派遣社員の真似をして作業していたら、ワークを持つ右腕に負荷がかかり、動かせないくらい痛みがでてしまいました。
その先輩派遣社員の作業スピードは速かったですが、マニュアル通りではなく、僕も作業を始めたばかりだったので、自己流で作業するのは間違いでした。
現場で社員にサポートしてもらえる
作業スピードは求められますが、個人によって作業できるペースには限界があるので、社員さんがしっかりフォローしてくれます。
また、体調が良くない時は、現場のリーダーが相談にのってくれるので、できる範囲の作業に変更してくれることもあります。
他のメンバーから嫌な目で見られることもある
体調が悪かったり怪我をしてたりすると、現場リーダーが考慮して、担当する機械を6台から3台に減らしてもらえたりしました。
ですが、他のメンバーの作業負担が増えるので、よく思われなくなり、現場リーダーに相談しにくい状況になることもあります。
人間関係は良好ではない(モラルはあまり良くない)
トヨタという看板がある以上、コンプライアンスは厳しくなってきているようです。
しかし僕が偉そうに言えることではないですが、礼儀礼節ができてる人が少ないなと感じました。
平気で目の前で社員さんたちが悪口言ってるのが伝わってきてたので嫌でしたね。
わりきって仕事した方がいい
実際にトヨタ自動車九州にいた時の嫌な部分も話しをしましたが、1番の魅力は短期でも稼げるということです。
お仕事なので、どうしても環境とか人間関係とかありますが、短期で稼げるからと、わりきって仕事をすることですね。
僕自身は、休憩時間でもほとんど誰とも会話しませんでした。
まとめ
今回は僕が実際にトヨタ自動車九州でやってたことをお伝えしました。
ただ、僕の体験をお伝えしただけなので、配属される部門によって作業内容とか環境は変わってきます。
あくまで僕自身がオススメしているのは、短期で稼ぐためにトヨタ自動車九州に派遣社員になることです。
そのうえで伝えたかったのは
これだけです!
生活の為、貯金したい、良い車が欲しい、起業するため。いろんな目的があって、お金を稼ぐために、トヨタ自動車九州の派遣を検討されている方がいると思います。そんな方々の1歩踏み出す為の後押しになれれば嬉しいです!
今回は以上です!